田舎僧侶の暮らし

けっこう長芋が好きな坊主のブログ

読書感想文『最高の飲み方』

体質的に沢山お酒を飲むのは無理。ビール1杯ですぐ顔赤くなるから。 でも、酒の席は好き。 翌日までアルコールの影響が続かない飲み方ってなんだろうなと思い手に取りました。 葉石かおり:『酒好き医師が教える 最高の飲み方』読了しました。 遺伝によって…

読書感想文『スタンフォード式 最高の睡眠』

最近寝つきはよくて、寝起きもシャキっとしてはいるけれども、目覚めが悪い時の不快感は忘れられないので、今度寝起きが悪い時がきても対処できるように読んでみました。 西野精治:『スタンフォード式 最高の睡眠』読了しました。 最初の90分で決まる サ…

読書感想文『白菜のなぞ』

このタイトルと表紙の顔に心惹かれて、衝動的に借りてしまいました。 板倉聖宣:『白菜のなぞ』読了しました。 白菜はどこからきた? 結球しない白菜 白菜への思い まとめ 日本人はいつごろから白菜を食べていたのでしょう?白菜の歴史をしらベてみたら、次…

読書感想文『チーズはどこへ消えた?』

めちゃくちゃ薄い本。こんな薄い厚さの本読んだことないなと思い、借りてみました。 スペンサージョンソン:『チーズはどこへ消えた?』読了しました。 薄くて深い本 まとめ この物語に登場するのはネズミのスニッフとスカリー、小人のヘムとホー。2匹と2人…

読書感想文《お金2.0~新しい経済のルールと生き方~》

またお金関連の本を読んでしまいました。 タイトルは、胡散臭さがそれなりにする感じで、2.0ってなんだ?という疑問が常につきまとっていながら読んでました。 佐藤航陽:『お金2.0−新しい経済のルールと生き方』読了しました。 資本主義から価値主義へ …

読書感想文【ある男】

『マチネの終わりに』を読んで初めて知ることとなった作家さん、平野啓一郎。違う作品も読んでみたくて、借りました。 平野啓一郎:『ある男』読了しました。 どこまでが真実? 男の話でもあり、女の話でもある まとめ 弁護士の城戸は、かつての依頼者である…

読書感想文『センスは知識からはじまる』

著者が、あの「くまもん」を作った人たちの1人ということで、気になり読んでしまいました。 水野学:『センスは知識からはじまる』読了しました。 センスは知識からはじまる あっと驚く物は売れない まとめ センスがある。センスがない。 こればっかりは、各…

読書感想文『82年生まれ、キム・ジヨン』

数年前に、テレビで紹介されていて、読んでみたいなと思っていた小説。やっと図書館から借りられる順番が回ってきました。人生2度目の韓国文学。 チョ・ナムジュ:『82年生まれ、キム・ジヨン』読了しました。 文在寅大統領もプレゼントされた!K−POPのアイ…

読書感想文『罪の声』

骸骨姿のカバー写真。「罪の声」というタイトルと共に、不気味な雰囲気満々な小説。実際にあった「グリコ・森永事件」を題材にした作品で、どこまでがノンフィクションなのか、わからないけれども、複雑な事件であったということはわかりました。 塩田武士:…

読書感想文『医者が教えるサウナの教科書』

職業柄、スキンヘットに週1ペースでなっているんだけども、その時に、サウナに入って頭皮の毛穴を広げて、T字のカミソリで髭を剃るようにして、頭を剃ってるわけだけど、サウナ後の水風呂が入れなくて・・・・ でも最近やっと、水風呂に入ることができて、ち…

読書感想文『ジャニーズは努力が9割』

人は見た目が9割。みたいな書き方で書かれてあって、興味をそそられたので、買いました。 霜田明寛:ジャニーズは努力が9割読了しました。 準備の中居。 ニュースの国分。 基本は放任。 まとめ 本当の”才能”とは、努力できること。そう、ジャニーズは教え…

読書感想文『復活の日』

この前読んだ、「世界は贈与でできている」の中で紹介されていて、面白そうだなぁと思い借りてみました。 小松左京:『復活の日』読了しました。 小松左京。はじめて読む作家さんだったけど、SF作家であるというのは、今回はじめて知りました。 今回読んだ『…

読書感想文『売上げを、減らそう。』

読書感想文『世界は贈与でできている−資本主義の「すきま」を埋める倫理学−』

イモトアヤコのインスタで紹介されていた今回の本! 気になったので、借りました。 近内悠太:『世界は贈与でできている–資本主義の「すきま」を埋める倫理学』読了しました。 「贈与の原理」を知ることで、僕らは世界の成り立ちを理解し、大切な人たちと出…

読書感想文『頭に来てもアホとは戦うな』

この上から目線的な、センセーショナルなタイトルに惹かれて手にとってしまいました。まんまと、出版社の思うツボにハマってしまったって感じ〜 田村耕太郎:『頭に来てもアホとは戦うな』読了しました。 読んだあとのざっくりした感想は、やられたらやり返…

読書感想文『菜食主義者』

人生初の韓国文学。韓国映画は見たことあって、面白い作品あるなぁと思うものもいっぱいある中で、そういや韓国の小説は読んだことないなぁと思い、借りてみました。 ハン・ガン:『菜食主義者』読了しました。 著者の名前がハン・ガンという名前で、あれ?…

読書感想文『いつも忙しい時間貧乏をやめる7つの方法』

忙しすぎて、時間がない!ということが何度かあって、それでも自分より忙しい人は世の中にもっと大勢いるはずで、そんな人達は、24時間をどうやって使っているのかと思ったので、借りてみました。 内藤忍:『いつも忙しい時間貧乏をやめる7つの方法』読了し…

読書感想文『コンビニ人間』

以前、村田沙耶香作品を初めて読んで、他の作品も読んでみたいと思っていた矢先、図書館にあったので借りました。 村田沙耶香:『コンビニ人間』読了しました。 コンビニといえば、特に買いたいものなくても、惰性で入ってしまって、結局何も買わないとか、…

読書感想文『父が娘に語る美しく、深く、壮大で、とんでもなくわかりやすい経済の話』

とんでもなくわかりやすい。というフレーズにつられて借りてしましました。 ヤニス・バルファキス:『父が娘に語る美しく、深く、壮大で、とんでもなくわかりやすい経済の話。』読了しました。 読み終えた瞬間、世界が180度変わって見える。もっともシンプル…

読書感想文『なぜこんなに生きにくいのか』

このタイトルと、表紙の絵でジャケ買いしてしまいました。表紙の絵なんてもう、哀愁漂っていて、読むの一瞬怖くなるけれど、前回読んだことがある著者の南 直哉氏の著書ということで買いました。 南直哉:『なぜこんなに生きにくいのか』読了しました。 人と…

読書感想文『生命式』

図書館の新刊コーナーにあったので、借りてきました。 読んでから気づいたけれど、著者は『コンビニ人間』書いた人なんだね!今度読んでみようと思いました。 村田沙耶香:『生命式』読了しました。 久しぶりの短編集 全部で12篇から構成されている短編集…

読書感想文『Think clearly–シンク•クリアリー』

この前、YouTube見てて、検索せずとも、あなたにおすすめの動画的なところに、中田敦彦のYouTube大学が紹介されていて、この本のサムネイルであっちゃんが動画出してたので気になっていました。 ロルフ・ドベリ『Think clearly』読了しました。 「思考の道具…

読書感想文『熱源』

直木賞とった作品だと知って、ミーハーな私は早速、図書館に貸し出し予約をしました。 川越宗一:『熱源』読了しました。 樺太(サハリン)が舞台 樺太(サハリン)と言えば、ちょー寒いだろうな!ということと、日本の領土だった時もあれば、ロシアのものだ…

読書感想文『落日』

2文字のタイトル。この時点で湊かなえ作品らしいなぁ〜と思うし、湊かなえ作品読んでいて思うのは、大概2文字のタイトルのものは、重い内容になっている作品なんだよな〜なんて思いながら、この本を手に取っちゃいました。 湊かなえ:『落日』読了しました…

読書感想文『仏ヶ浦殺人事件』

まさか、地元の近くにある場所が小説の舞台となっていると思ってもみなくて、ジャケ買いならぬ、ジャケ借りしてしまいました。 木谷恭介:『仏ヶ浦殺人事件』読了しました。 トラベルライターの森口美樹は、母校の恩師・佐伯重信教授に誘われ、下北半島へ民…

読書感想文『夢を売る男』

何冊か百田さんの本読んで思ったのは、思想が強い人だなという印象。とりわけ、韓国とか朝鮮に対してね。今回はどんな本になっているかなぁと思い読んでみました。 百田尚樹:『夢を売る男』読了しました。 敏腕編集者・牛河原勘治の働く丸栄社には、本の出…

読書感想文『銃・病原菌・鉄』下巻

上巻だけでもお腹いっぱいになったけど、せっかく上下巻借りてきたので読みました。 ジャレド・ダイアモンド:『銃・病原菌・鉄 下』読了しました。 ある社会が他の社会と衝突し、勝者が敗者を征服して取り込む、あるいは消滅させていく。人類史の過程におい…

読書感想文『銃・病原菌・鉄』上巻

サピエンス全史読んだ後に、この本の存在を知って、いつか読んでみたいなとは思っていたものの、なかなか読もうという気持ちになれず・・・コロナでステイホームが叫ばれる中やっと読もうという気持ちになりました。 ジャレド・ダイアモンド:『銃・病原菌・…

読書感想文『マチネの終わりに』

映画化されるっていうCMが流れているのを見て、はじめて知った作品。映画の方は見ていないけれど、福山雅治、石田ゆり子が主演しているのはCM見てたから知っていたけど、その2人が演じている光景を想像しながら読み進められました。 平野啓一郎:『マチネの…

読書感想文『宝くじで1億円当たった人の末路』

完全に、この本のタイトルに惹かれて衝動的に図書館から借りてきました。ジャケ買いならぬ、ジャケ借りですね。 鈴木信行:『宝くじで1億円当たった人の末路』読了しました。 いろいろな末路がある。 『宝くじで1億円当たった人の末路』というタイトルに惹…